青空文庫
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豊平文庫
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アプリケーション自体は既にゲットしてあったんですが、本格的に読んだのは今回の旅行中が初めてでした。で、これがびっくり。表示がきれい。きれ いな明朝体での1ページ22文字×9行の表示で旧字体の画数の多い漢字もルビも問題なく読めます。縦書きで、禁則処理もされているので本物の文庫本と同じ ような感じです。
スクリーン下の角部分をタップ(ワンタッチ)で次ページに進めるので、片手で持って親指でタップしながらどんどん読み進めることができます。これが楽なんですよ。寝転がっていても布団にもぐっていても片手で読める本、しかも照明付き^^;)。
青空文庫には8000冊近いデータがあるそうですから、ポケットに数千冊(iPodの宣伝文句みたい)の本を持ち歩いているようなものですね。一 旦ダウンロードしたデータはオフラインで読めるので、今回バスの中でも電波状態のいい所でせっせとDLしておいて、トンネル内だろうが山の中だろうがゆっ くり楽しむことができました。
今回ずっと読んでいたのは、はじめ何となく選んでみた太宰治の短編〜超短編です。あらためて太宰…というよりほとんどはじめてだったわけですが、 これまでなんで読まなかったんだろうと、口惜しい気持ちになりました。太宰だけでなく、彼が絶賛する井伏鱒二も、その他の日本の作家も、これまでろくに読 んで来なかった事を悔やみました。
読書自体は嫌いではなく、数年前カウントしてみたら年間250冊くらい読んでいたのですが、ビジネス書やハウツー本みたいなものも入れてですから ね…小説は海外のものがほとんどでした。なんていう無駄なことをしていたんだろう、ごめんなさい神様悔い改めます。ゴミみたいなビジネス本なんかどうでも いいから、日本の文学を読みます。iPhoneが目を覚ましてくれました。
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