2010年12月31日金曜日

ゴッド・マザー 何年ぶり?の餅つき

ゴッド・マザー
ウォッカ 50ml、アマレット 10ml
ビルド

今朝餅つきに行って来ました。臼と杵を使った伝統的な餅つきです。もちろん建物は新しくなっていますが、ここはその昔僕が高校1年まで祖母と一緒に暮らしていた場所なのでなんとなく懐かしさも。今は叔父さん一家が住んでいます。

この年末の餅つきは僕も小学生になる頃から少しずつ手伝い、小学校高学年になる頃にはいっぱしについていたんじゃないかと思います。その時の臼とりはもっぱら祖母の役目でした。臼とり(うすとり)っていうのは、臼の脇にいて杵(きね)が振り下ろされる合間に手を入れて臼の中のもちをひっくり返したりまとめたり、均一な餅になるようにコントロールする重要な役目のことで経験が必要です。

今は田舎で「餅つき」といっても機械を使う事が多いようですが、この家では伝統的な餅つきを続けていたんですね。僕自身もほんとうに久しぶりです。いざ、ついてみると杵の扱い自体はとまどいませんでしたが、臼とり役の叔父さんとの呼吸に慣れるまで怖くてしばらくかかりました。

餅をつく従兄弟と臼とりをするおじさん

合間に外に出てあたりを見回してみると、けっこう広い敷地なんだなと思います。僕が住んでいた頃はそのあたりでは小さい方の家という感覚だったんですが、道路に沿った塀の長さが50mくらいはあるし、奥行きも30mくらいあるんじゃないかな。都会暮らしを経験した後で見ると、信じられないくらい広いですね…整備された庭園になっているわけではありませんが、ちょっとした公園付きって感じです^^;)。

僕が住んでいた時の建物は第二次大戦後まもなく建てられた古い家でした。中国の満州にあった学校で校長をしていた祖父が終戦とともに処刑され、祖母は混乱の中を7人の子供をつれて日本に帰って来たのです。想像を絶する苦労だったと思います。

祖母を偲んで一杯。ゴッド・マザーはゴッド・ファーザーのバリエーションで、アマレットの甘さとほろ苦さが家族の絆を表現しています。父たち兄弟にとって祖母はまさにゴッド・マザーだったんじゃないかな。

2010年12月30日木曜日

マレーネ・ディートリッヒ

マレーネ・ディートリッヒ
ウォッカ 60ml、ブルー・キュラソー 1tsp、パルフェ・タムール 1tsp、カンパリ 1tsp
ステア

カクテルの色を表現するのに「水色」という言葉が使われます…それがしっくりくる色。実際は写真よりもう少し淡い色です。ほとんどウォッカなのでアルコール分の強いカクテルですがカンパリの苦みやパルフェ・タムールのすみれの香りがほんのり効いてやさしい印象になっています。

なぜこのカクテルに大女優の名前がついているのかわからないのが残念。カクテルじゃないけどピーチ・メルバやシャリアピン・ステーキみたいに直接本人に関わりがあってつけられた名前なのか、イメージあるいは何らかのエピソードにちなんで間接的につけられた名前なのか…

朝9時まえにリハビリに行って来ました。肩の温め10分+電気マッサージ10分の間ただ待っているのも何なので文庫本持参です…茂木健一郎「意識とはなにか」。茂木先生の著作は言葉がわかりやすくていいですね。今年亡くなった梅棹忠夫さんもそうですが、高度な概念をわかりやすく解説してくれる学者/科学者というのは貴重だと思います。

2010年12月28日火曜日

スイート・マリア 久しぶりの水泳

スイート・マリア
ウォッカ 30ml、アマレット 15ml、生クリーム 15ml
シェイク

あったあった。昨日オンザロックで簡単につくったウォッカ+アマレット+生クリームのレシピの名前。ビルドじゃなくてシェイクでアップスタイルなんですが、スイート・マリア。アマレット(杏仁)のほろ苦さと芳香が効いてとてもおいしいと思います。

このマリアは誰なんでしょうね、誰かの恋人か聖母マリアか…。いろんなサイトや本にレシピと味わいのコメントなどは載っているんですが、名前の由来がわかりません。ブラディ・マリーのマリーだとイングランドの女王メアリー1世のことだとか、マルガリータはそれを作ったバーテンダーの亡くなった恋人だとか、いろいろエピソードってものがあるじゃないですか。

ところで東山健康運動公園の年内の営業が今日までということがわかったので夕方急きょ行って来ました。ここは公営で安いのと50mの室内温水プールがあるので好きなんですが肩を痛めて以来なんとなく足が遠のいていたんですね。ジムって、通うリズムが一回途切れるとずーっと間があいてしまうんです。でも最近体重が増えているので、ここらでまた元に戻さないと、と思ったわけです。

ジムでサイクル30分とステップマシンを15分、腹筋背筋とストレッチをやってからプールへ。おそるおそるクロールしてみたら右肩がずきっとしたので、やっぱりだめかとしばらく平泳ぎをしていたんですが、しばらくしてもう一度ゆっくりやってみたら何とかできそう…
負担がかからないように50mずつ区切りながらその後何往復かすることができました。

無理すると痛いのでクラゲのように力を抜いた感じで泳いでいたんですが、これが意外と、遅いなりに水に乗れているような感覚があって、ちょっとした発見でした。その後も肩の調子は悪くないので、東山が休みの年末年始の間は民間のリライムに行ってトレーニングを続けようかと思っています。プールが小さくて残念だけど。

モカ・アレキサンダー リハビリ初体験

モカ・アレキサンダー
ブランデー 30ml、カルーア 15ml、生クリーム 15ml
シェイク

今日は仕事納め、しかも僕の勤務予定は半日で午後が空いたので、前々から行きたいと思っていた整形外科の病院に行って来ました。福井市の大森整形外科。院長先生が高校の後輩になるんですね…ってなことは行って知ったのですが、それはともかくテニスで傷めた肩の痛みがなかなかとれないので診てもらったわけです。

レントゲンを撮って、その写真を見ながら診察室で関節部分の骨の炎症という説明を受け、関節に注射を1本打ってもらって、薬(鎮痛剤)を出してもらって…で終わるかと思いきや「リハビリもやっときましょう!」

そのリハビリは、痛てて…と言いながら肩を動かしたりするのかなという予想に反して、赤外線(たぶん)で10分ほど患部をあたため、その後電極を肩の周囲に5個ばかりくっつけての電気マッサージ10分。

本人はじっとしてるだけなので持参した茂木先生の「生きて死ぬ私」を読みながら治療を受けました。早く治るといいな。でもテキがはっきりしたので、あとは対処するだけです。リハビリの方は集中的に受けたほうがいいとのことなので明日も行こうかと。

治療が終わって会計を待っている途中、なんという偶然!3年ほど会っていないアート仲間のFさんとばったり。あいかわらず若々しくて素敵な女性です。また是非食事でも行きましょう。

それから、夕方次男が帰って来ました。東京から直接ではなく京都から。お寺を見て来たとのことで、そういえば彼は古美術研究会というサークルに入っているんです。

というわけで今日のお客様は次男^^;)。生クリームを使ったのは自分のためですけどね、骨を強くするという効能と、なんとなく関節とかに良さそうというイメージで^^;;)。で、次男にはこのモカ・アレキサンダーをすすめておいて、自分はもっと簡単にホワイト・ルシアンを。

2杯目にカルーアをアマレットに替えて、それに1杯目と同じように生クリームをフロートしてみたらけっこうおいしい!簡単なのできっと既に名前があると思うんですが、探してみたんだけどわからない。。

2010年12月27日月曜日

パパゲーナ

パパゲーナ
ブランデー 22.5ml、モーツァルト・チョコレート・クリーム 22.5ml、生クリーム 15ml
シェイク

ほとんど部屋の中にいたんだけど、足が冷たくて何だか寒い1日でした。たまにこういう、どこにも出かけたくない日があります。本を読んだりして過ごしました。積んであった茂木健一郎「生きて死ぬ私」にもやっと手を出した。まだ読み終わってないけど^^;)

郵便受けにDISCASから2回目のDVDが届いていました。今回はフランソワ・トリュフォー監督の「恋愛日記」とウディ・アレン監督の「マンハッタン」。 ウディ・アレンの方は「それでも恋するバルセロナ」を観て以来、いまさらながら同監督の古いのも観てみたいと思っていたんです(それまで何となくウディ・アレンは「つまらない」という先入観があって避けてきた)。

というわけで僕は一日家にこもっていたんですが、妻は仕事で遅くなり夜10時ごろ帰って来ました。気に入らないことがあったようで部屋に入ってもめずらしくプンプンしてます。しばらくTVなど観ながら落ち着いたところで、生クリームを使った甘口の一杯を。

女性のこういう時は、男にはどうしようもないですね。じっと通り過ぎるのを待つ^^;)…こういう風に気持ちを素直に出せるのがたまにうらやましかったりもしますが。

生クリームには気持ちを落ち着かせる効能があるそうです。 これで安眠できるといいね。

2010年12月26日日曜日

オールド・ファッションド ネパールからの便り

オールド・ファッションド
バーボン 45ml、アンゴスチュラ・ビターズ 2dash、角砂糖 1個、レモンスライス、カットオレンジ、マラスキーノ・チェリー
ビルド

急に思いついたので、オレンジのかわりにたまたま今日送られて来て家にあった愛媛のみかんを使ってみたけど、皮や中の身が柔らか過ぎてカクテルの飾りには使いづらいことがわかりました^^;)。そのまま食べるととてもおいしいんだけどね。

 今日大学山岳部で1年先輩だったKさんから、ネパールからの絵ハガキが届いたんです。友が眠るガウリシャンカールを正面に望むチョルドンピークという3,690mの場所に、この前作った陶板を設置してもらったということです。ありがとうございます。これでまた彼の近くにいるような気になれます。

学生時代、山岳部の合宿で雪山とか行くと夕食後に軽くウイスキーを飲んだりしたんですが、始めのころはストレートで飲めなくて、上級生に笑われながらシェラカップのウイスキーに少し砂糖を加えて飲んだりしていたんです。

オールド・ファッションドは要するに角砂糖を入れたウイスキーですからね、その昔のテントの中の情景を思い出しつつ一杯。

2010年12月24日金曜日

ノエル・ブラン(オリジナル)

ノエル・ブラン Noel Blanc(オリジナル)
サザン・カンフォート 30ml、ホワイト・カカオ 15ml、生クリーム 20ml
シェイクしてマラスキーノチェリーとミントチェリーを添える

福井では夕方から降り出した雪が積もって外は真っ白。「ホワイトクリスマス」という名前はきっとあちこちで使われていると思うので、同じ意味のフランス風にしてみました。当バーのカクテルリストで「ナ」の行がさびしいからってのも^^;)…とにかくクリスマスカクテルです。

中身は以前作った「ホワイトアウト」のベースをジンからサザン・カンフォートに変えたもの。同じように真っ白な雪景色ですが、今夜はジンの厳しさではなくサザン・カンフォートの暖かさが欲しいですね、家々の窓からもれる灯りのような。味はいずれにせよアレキサンダーのバリエーションです。

帰宅してからずっといろんなジャンルのクリスマス曲を流しているんですが、クリスマスソングっていいですね。一年中聴きたい。いまかかってるのはWhite Christmas…同じホワイトクリスマスで16人の音源がありました。ボブ・マーリーなんてのもある。。

これ、だいぶ前にこの曲をクワイヤーで歌う事になった時参考用に集めたんでした。16人の歌手がそれぞれ自分らしく歌っててどれもいいけど、雪が降らない所に住んでいる女の子が雪景色を夢見てるって雰囲気だと、バーブラ・ストライサンドかな。。

25日の朝って子供の頃は楽しみでしたね。…でももうどんなプレゼントがあったのか、全然憶えてない。

自分の子供が小さい頃枕元に置いたものは憶えてるけどね。東京へ出ていったころで収入も少なかったから大したものは置けなかったけど…一度、二年続けてレゴ(内容は違ったけど)を置いて、サンタさんの評判を落としてしまいました^^;;)。

レッド・ノーズド・レインディア(オリジナル)

レッド・ノーズド・レインディア(オリジナル)
ウォッカ 45ml、ストレートクランベリージュース 30ml、ジンジャーエール適量
始めの2つの材料をシェイクしてコリンズグラスに注ぎジンジャーエールでフルアップ。マラスキーノチェリーを添える。

2, 3日前からDoo-Beeというネットショップで買った果汁100%のストレートクランベリージュースを飲みながら、けっこう酸っぱいのでこれはライムやレモンのかわりに使えるなーと思ってたんですね。

モスコミュールのようにスピリッツにライムを加えてジンジャーエールで割ったスタイルのカクテルを「バック」と言います。このバックは buck で、バックスキンのバック、鹿のこと。ジン・バック、ブランデー・バックなど…ミュールはラバ(ロバと馬のハイブリッド)だけど ^^;)。

で、この時期に鹿って言ったらトナカイ reindeer でしょう。というわけでライムのかわりにこのストレートクランベリージュースを使って、バックのバリエーションを作ることにしました。ネーミングの由来はもちろん「赤鼻のトナカイ」ルドルフ君。赤いチェリーが赤鼻です。

ジンジャーエールはウィルキンソンの瓶入りジンジャーエールを使います。「Dry」と表示されて「いない」方です(言葉から受ける印象とは逆に「Dry」の方が甘いんです)。ジンジャー(しょうが)の風味がピリッと効いておいしいですね。

このクランベリージュース、ホワイトレディやサイドカーなどレモンジュースを使うレシピにレモンの代わりに使ってみると面白そう。

2010年12月23日木曜日

ミドリ・アレキサンダー

ミドリ・アレキサンダー
ブランデー 30ml、ミドリ(メロン・リキュール) 15ml、生クリーム 15ml
シェイク

しばらく前に生クリームを買ってあったのを思い出して、賞味期限を見たらまだ少し余裕がありますが、今日はこれを使ってミドリ・アレキサンダー。

普通のアレキサンダーのクレーム・ド・カカオをミドリ(メロン・リキュール)に替えたもので、シェイクするので見た目はグラスホッパーと同じようなやさしい色になりますね。

アレキサンダー同様やさしい口当たりで女性向き、ただし飲み過ぎに注意…十勝ブランド(明治)の濃厚なヘビー・クリームを使っているのでそう何杯も飲めるとは思えませんが。

このミドリという緑色のメロン・リキュールは名前の通り日本(サントリー)の製品なんだけど元々1978年にアメリカで発売されたもの。なのでMidoriという表記で外国でも通用します。映画「カクテル」で有名になったセックス・オン・ザ・ビーチにも使われてますね。

日本語のままのローマ字表記で外国でも通用する言葉ってありますよね…Karoshi とか^^;;)。意外なところではだいぶ前になりますがパトリシア・コーンウェルのスカーペッタ・シリーズの一冊を英語のペーパーバックで読んでいて hibachi(火鉢)という言葉を見つけ、へぇ〜と思った覚えがあります。

このカクテルについても同じ Midori Alexander という名前で英語のサイトにも載っています。ただし、日本のレシピとはだいぶ内容が違うんですよね。。

2010年12月22日水曜日

パスティス・ウォーター

パスティス・ウォーター
ペルノ 45ml、冷水適量
ビルド

アブサンが一時有毒性があるとして製造が禁止されていたためその代替品として作られた、アニスを主とするハーブによって風味付けされたリキュールの総称がパスティス。松やにを思わせるようなクセの強い味と香りですが、なぜか手元に2種類、今日使ったフランスのペルノと、厳密には別だと思うけど似ているギリシャのウゾがあります。

この一派の特徴は水を加えると白濁すること。というわけで、今朝の濃い霧を思い出しての一杯です。ウゾは白くなるのでそっちの方が霧っぽかったかな。

…実は、今夜は夕食後に日垣隆さんの新刊「こう考えれば、うまくいく。」を読み始めたら止まらなくなってつい最後まで読んで、時間がなくなってしまったので簡単なものしか作れなかったというのが真相だったりします。

どういう経緯でかわからないんですが^^;)いつのまにかこの方をツイッターでフォローしてて、そこでこの本を知り、読んでみたくなったんですね。それが昨日かな。で、今日帰ったらアマゾンから届いてました。

その中の「偶然の出来事は人生を危機に陥れ、また楽しくしてくれる。が、必然性を見極めなければ、自由にはなれない。(p.111)」という一節が目にとまりました。13日のブログにも書いたんだけど「必然を知る事による自由」っていう考えが自分の感じていることとぴったりなんですね。好きな言葉である旧約聖書の「人の心には多くの計画がある。しかし主のはかりごとだけが成る」という一節も、そういうことじゃないなかと思います。

それは別にしても、このパスティス・ウォーターを飲んでいると、25年前カラコルムの氷河の脇の山肌に直にシュラフを置いて星をみながら過ごした夜を思い出します。名前はわからないんだけど、あたりに生えていた植物からこれに似た甘くてちょっと刺激のある香りが漂っていたんです。

2010年12月20日月曜日

クレイジー・ドッグ(オリジナル)

クレイジー・ドッグ
ウォッカ 30ml、フレッシュグレープフルーツジュース(ルビー)60ml、クレイジーソルト適量
ウォッカとジュースをステアしてクレイジーソルトでスノースタイルにしたグラスに注ぐ

冷蔵庫にグレープフルーツ(ルビー)が半分残っていたのでソルティー・ドッグのバリエーションとして作ってみました。肝心なのはスノースタイルに、ハーブやスパイスが配合された「クレイジーソルト」を使う事。これがないとネーミングが成立しません。

我が家では毎日夕食時にけっこうな量の生野菜のサラダを食べていて、それにクレイジーソルトとオリーブオイルをかけています。妻はドレッシングを使ったりもしますが僕はこれだけ。さらにその上からパルミジャーノ・レッジャーノを削ってかけるのがまた好きなんですが、このチーズはいつもあるわけではないので(というか、たまにしかないので^^;)、たいていは塩と油だけ。

というわけで毎日この塩を使っているので、これをカクテルにも使ってみようとずっと思っていたんですね。それが、この名前を思いついてやっと実現したわけです。うん、ちょっと複雑な風味になっていい感じ。アルコールは控えめで、名前に反してやさしい味わいの一杯になっています。

この名前は「すげぇヤツ」といった感じの意味をイメージしてます(ほめ言葉^^;)。ちなみに狂犬病は rabies 、狂犬病にかかった犬なら rabid dog とか狂った犬ということなら mad dog と言うみたいです。

2010年12月19日日曜日

ハネムーン

ハネムーン
カルバドス 20ml、ベネディクティンDOM 20ml、レモンジュース 15ml、コアントロー 5ml
シェイク

昨日「セレブレーション」なんていう名前のカクテルを作ってしまったので、実は結婚記念日の今日の一杯を何にしようかと考えました。なんと28周年です。

ハネムーン…考えてみれば二人だけでゆっくり旅行したことって、その28年前の新婚旅行以来、ないなぁ^^;)…その年の夏に僕が3ヶ月間のカラコルム遠征登山に行って、帰って来たばかりだったので、海外はやめようということで九州各地をまわる旅行をしたんでした。。

その頃、国鉄(今のJR)の新商品「フルムーンパス」が発売されCMの高峰三枝子さんの入浴シーンが話題になっていました。夫婦合わせて88歳以上でグリーン車が乗り放題になるという割引サービスで、高峰さん上原さんの印象からか、ずっと年上の方が対象と思っていましたが、88歳なんて…もう何年も前に余裕でクリアしてるじゃないですか。

でもね、「フルムーン」っていう名前のカクテルもあるんですが、これには強く違和感を感じる^^;;)のと、昔も今も何だかあんまり夫婦の仲が変わった気がしないので、ハネムーンでいいや。フランスの酒でまとめてますね。honey... といっても蜂蜜を使っているわけではありませんが、濃厚で蜂蜜のような風味を感じる一杯です。

二人とも仕事をしていて妻の方の勤務シフトは不規則だしなかなか難しいですが、また旅行したいですね。

セレブレーション


セレブレーション
ブランデー 10ml、クレーム・ド・フランボワーズ 20ml、レモンジュース 1tsp、スパークリングワイン適量
スパークリングワイン以外の材料をシェイクしてフルート型グラスに注ぎスパークリングワインで満たす

今日は長男が帰って来ました。夕食時に開けたスパークリングワインが残っているので、それを使ったカクテルです。

小さい時に船橋に引っ越して以来20年くらい東京近辺で育った彼にとって「帰る」という気持ちになるのかどうかわかりませんが、遠くにいる子供が帰って来るので妻も義母もうれしそうでした。妻は夜勤で今はいないんですが。

大学生の就職内定率が57%と報道され、さらにそれは一部の学校の話で全体としては50%にも満たないなんていう話が聞こえて来る就職難の時代、長男もまだ就活中で、今日は福井県が主催する緊急就職応援面接会というイベントに参加するために緊急帰福したわけです。

ずっと東京で暮らしていた事もあってこれまでは東京での就職しか考えていなかったようですが、福井で就職するのもいいんじゃないかと思うようになったんですね。視野が広がったのはいいことです。

彼は明日の午後応援団関係の用があるらしく朝早くに慌ただしく帰京してしまいますが、たくましく成長した姿を見せてくれただけで「お祝い」celebration です。

2010年12月18日土曜日

ダーク・ウォーター(オリジナル)

ダーク・ウォーター
ブラックパイナップル・リキュール 45ml、ブルー・キュラソー 15ml、スロージン 15ml、ソーダ適量
ビルド

Dark Waterといえば2005年の映画で、鈴木光司原作のジャパニーズホラー「仄暗い水の底から」のハリウッドリメイク版。ホラーとしてよりヒューマンドラマとして評価されているようですが、ホラーの苦手な僕は見ていません^^;)。

見ていないんだけど、このカクテルの色を見ていたら他に言葉を思いつかなかった。パイナップルのリキュールなのに色が黒という不思議なリキュール、ブラック・パイナップルを初めて使ってみました。

元ネタは「ディープ」、このブラックパイナップルとブルー・キュラソーにパルフェ・タムールを少量加えてトニック・ウォーターで割ったドリンクです。カクテルブックでこれを見つけて、「ディープ」と来て、写真の青黒い水色を見ていると当然のように「ディープ・パープル」という名前が脳裏をかすめます。

だから本当はもう少し赤みを出して「パープル」っぽくしたくて、スロージンを使ってみたんですが、なかなか思うような色にはなりませんね。。

というわけでとりあえず「ディープ・パープル」はおあずけにして、「黒い水」ダーク・ウォーターという名前にしました。

ホラーは苦手ですが、映画を観るのは好きです。で、気に入った映画はDVDを買って手元に置くのですが、たいした数じゃないけど本棚のDVD用のスペースが一杯になってしまったのと、欲しい映画のDVDに限って高いこともあって…久しぶりにDVDのネットレンタルを申し込みました。以前はDMMだったけど、今回はツタヤのDISCAS。

いつまでたってもDVDが再発売されない「バベットの晩餐会」みたいな映画もレンタルならあるってことに今さらのように気がついたわけです。といっても今日届いた第1便の2枚は「ラスト・タンゴ・イン・パリ」と「フレンチ・コネクション」。「バベット…」は枚数が少なくて、いつ来るかわかりません。「ダーマ&グレッグ」もDVD-BOXを買ってしまいたい衝動を抑えて^^;)、レンタルの予約リストに入れました。4枚/月の一番安いコースです。

同じDISCASでコミック「Bar レモン・ハート」も15巻借りました。20泊21日ということなのでちょうど冬休みにじっくり読みましょう。「バーテンダー」なら問答無用で買っちゃうんだけど^^;)

2010年12月17日金曜日

ブリージン(オリジナル)

ブリージン Breezin'(オリジナル)
サザン・カンフォート 30ml、クランベリージュース(果汁50%加糖)45ml、フレッシュライムジュース 10ml、トニックウォーター適量
酒とジュースをシェイクして氷を入れたタンブラーに注ぎ、トニックウォーターで満たして軽くステア。ライムスライスを添える。

昨日シー・ブリーズを作ったとき、少し炭酸を加えるともっと「そよ風」っぽくなるんじゃないかなと思いついて作ってみました。またベースをサザン・カンフォートに替えています(並行輸入のアルコール35度のボトル)。

爽やかさと同時に、サザン・カンフォートのピーチフレーバーでふくらみが出て、とてもおいしいです。 このサザン・カンフォートというリキュールは、ずっと手を出さなかったんですが、最近買ってみたらはまってしまいました。もう手放せない1本です。

調べてみたら、サザン・クランベリー・ソーダという限りなく近いレシピのカクテルがあるんですが、ここはどうしてもトニック・ウォーターを使いたいので^^;)、一応オリジナルとしました。トニックとクランベリーの相性もすごくいい。

で、ネーミングはもちろんシー・ブリーズと、昔(僕が大学に入ったころ)はやった曲の名前から。ギターが爽やかなジョージ・ベンソンの大ヒット曲です。

今朝の積雪は3cmで、その後は降らなかったので特に混乱もありませんでしたが、いよいよ本格的に冬になったなという感じです。そんな季節に部屋を暖かくしてこういう夏っぽいドリンクってのもいいですね。

…実はエアコンの暖房だけではイマイチ足下が寒いな〜ってことがあったりするんだけど^^;)。今月から電気代が高くなるなぁ。

2010年12月16日木曜日

シー・ブリーズ

シー・ブリーズ
ウォッカ 45ml、クランベリージュース 60ml、グレープフルーツジュース 60ml
以上をシェイクして氷を入れたタンブラーに注ぐ
※今回クランベリージュースは市販の果汁50%(加糖)を使用。グレープフルーツはフレッシュ。

クランベリージュースを使った代表的なカクテル。「ジュース」という言葉は果汁100%にしか使っちゃだめ?…でもまぁ英語のカクテルブックには juice って書いてあるし、いいんじゃないかな^^;)

このカクテル、「バーテンダーズマニュアル」によると1980年代のアメリカ西海岸で流行しだしたとのこと(wikipedia英語版によると起源はもっと古く1920年代に遡って、当時はジンベースだったとか)。

「海風」という名前にふさわしい爽やかな一杯です。西海岸の風…桜田淳子が歌って1979年に日本でヒットした「サンタモニカの風」という曲がありましたが、時期的にもだいたい一致しますね。

このレシピからグレープフルーツジュースを抜くとケープ・コッダーというカクテルと同じで、クランベリージュースを抜くとおなじみのソルティ・ドッグと同じになります。

ただしスノースタイルにして塩を使うからソルティ・ドッグなので、塩を使わなければテールレス・ドッグ(またはブルドッグ)。

カクテル名にはこの手のお遊びがいろいろあって、シー・ブリーズのウォッカを抜いてノン・アルコールにすると「バージン・シー・ブリーズ」になります。同じウォッカベースで有名なブラディ・メアリーも、ウォッカを抜くと「バージン・メアリー」。

セックス・オン・ザ・ビーチみたいにストレートでなくても、セクシー系のニュアンスをちょっぴり効かせたくなるのが大人の飲み物ということでしょうか。

で、西海岸の風を味わいながら外を見ると雪景色なんですね…まだ屋根がうっすらと白くなってる程度でたいして降ってはいないんですが、こうなると朝ぎりぎりで出て滑り込みなんていう芸当はできなくなる(自殺行為^^;)ので、明日からは30分早く家を出る事にします。

2010年12月15日水曜日

コスモポリタン

コスモポリタン
ウォッカ 45ml、コアントロー 10ml、クランベリージュース 20ml、ライムジュース 15ml
シェイク

今夜は、当バーでは使わないと言っていたクランベリージュースを使います^^;)。

というのも昨夜急きょクランベリージュースを何本か注文してしまって…注文したものはまだ届いてないんだけど、こうなるとクランベリージュースを使ったカクテルに興味が出て、待ちきれず帰りに一本買って来たというわけです。コスモポリタン…好きなTVドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」で主人公キャリーが飲んでいたお酒です。

クランベリーには利尿作用があって腎臓結石の予防に良いらしいんですね。僕は高尿酸血症という持病があって、ほっておくと血中の尿酸値が上がって痛風になってしまう体質なので薬を飲んでいるんですが、この副作用か腎臓に結石ができやすいんです。

尿酸値のコントロールができているおかげでこの20年痛風の発作はありませんが、結石が腎臓から膀胱に出るときの背中の痛みに苦しんだことは2、3回…仕方がないことと覚悟はしていますが、できればそんな目には会いたく無いしね…まぁ気休めかもしれないけど。効能は別にしてもこのジュースを使うレシピはいろいろあるので楽しみです。

昨日注文したのは100%ジュースですが、今日使ったのは50%で加糖のもの。コスモポリタンなどのカクテルには、もともと市販の果汁20%とかのジュースが使われていたらしいので、50%でもいいでしょう。タイプとしてはバラライカのバリエーション。フルーティーでおいしい一杯です。

このジュースとは別に、一昨日の夜リキュールやスピリッツを何本か注文したんですが、今日帰宅したらそれがもう届いてました。夜遅く注文しても翌々日には届くんですね。これで種類が少し増えたので、いよいよ酒棚がいっぱいになってしまって…どうしよう^^;)

2010年12月14日火曜日

マタドール

マタドール
テキーラ 30ml、パイナップルジュース 45ml、ライムジュース 15ml
以上をシェイクして氷を入れたロックグラスに注ぐ

今日は終日雨。今週は半ばから雪になる予報みたいで、いよいよですね。ちなみに昨年もクリスマス礼拝の前夜に40cmくらい積もったんでした。今年は今週末の日曜日がその日になります。

例年その日は朝の礼拝の後、昼から午後にかけてみんなで食事をしながら歌や演奏などの出し物を楽しんだりするわけですが、今回は午後仕事なので、礼拝だけ終わったらすぐ帰らないと。

その礼拝の中で歌う予定なのは、「もろびとこぞりて(Joy To The World)」「牧人ひつじを(The First Noel)」「あら野のはてに(Angels We Have Heard On High)」「天なる神には(It Came Upon the Midnight Clear)」「きよしこのよる(Silent Night, Holy Night)」「おめでとうクリスマス(We Wish You A Merry Christmas)」等のクリスマス・キャロルをみんなで一緒に。それからクワイヤーだけで「How Great Is Our God」。

この How Great... は前から好きな曲だったので、春のドニー・マクラーキンのゴスペル・ワークショップでも(ステージ用にではないですが)練習中に一度歌われて、うれしかった覚えがあります。その時以来ですね。

ソロパートの高音の部分がちゃんと出ますように。今回はギターも担当するMさんと二人でここを歌うのでまぁ気は楽ですが…Mさんの声がいいので、じゃまにならないように^^;)

寒くてどんよりした天気なので、今日は逆にカラッとしたイメージのマタドールを(意味はスペインの闘牛で最後に牛にとどめを刺すスター闘牛士のことだそうです)。

テキーラがベースだと言ったら、妻が「テキーラって強いんでしょ?」…って、やっぱり「強い酒」っていうイメージが浸透してるんだなぁ、とある意味感心しました。なんでだろ?「灰皿テキーラ」なんていうのもその辺を匂わせようとしてるみたいだね。とんだ濡れ衣だと思うんだけど。

ともあれこのマタドール、パイナップルの風味でアルコールを全然感じないくらい飲みやすくなってます。できればよく熟したパイナップルの果実をその場で絞ってジュースを作りたいんだけど、パイナップルってどうやって絞ればいいんだろ?

2010年12月13日月曜日

バラライカ 久しぶりのゴスペル

バラライカ
ウォッカ 30ml、コアントロー 20ml、レモンジュース 15ml
シェイク

ロシアの、共鳴胴が三角形をした弦楽器の名前なので、グラスはシャープな三角形のカクテルグラスがいいですね。できればウォッカもロシア産のストリチナヤとか使いたい所だけど今日はアメリカ産のスカイウォッカです。このボトルの青色はカリフォルニアの空をイメージしたものだとか。「カリフォルニアの青い空」ってアルバート・ハモンドの曲、はやったなぁ…1972年だって^^;)。カラオケに行くことがあるとこの曲もよく歌ったものですが、最近は行っていませんねぇ。

タイプとしてはホワイトレディやサイドカーと同じですが、イメージは別です。バラライカ自体に季節は無いんだろうけど、なんだかロシアの風景を想像して、キリッと厳しい冬の感じに仕上げたくなりますね…「さらばシベリア鉄道」とか^^;)…となると、このままでも酸味が効いて充分おいしいとは思いますが、ウォッカの度数か分量をもう少し上げてもいいのかもしれません。

…なんか予定が合わなくてここ数ヶ月行っていなかったゴスペルの練習に今日行って来たんですが、カラオケすら行っていなくて声を出す事自体久しぶりなせいか、すぐノドにきて全然ダメ。一応来週のクリスマス礼拝でも歌わせてもらうことになりましたが、少しでもノドを慣らしておかないとヤバイ。。

今日の教会はさすがクリスマス前で、礼拝の終わった午後になっても壁面の飾り付けや歌の練習その他でずいぶん賑わっていました。↓これはクリスマスになると壁に出現する羊。


久しぶりに会った教会の美人スタッフOさんから、夏に川で^^;)…福井の九頭竜川の上流に前坂というキャンプ場があるんですがその付近の清流で…泳いでいたところ岩に脚がはさまって、流れの力で複雑骨折したという話を聞いてびっくりしました。幸いもう治って普通に歩いているようでしたが、現場を想像するとその時は大変だっただろうなとぞっとします。

僕もカヌーをやっているので流れについては多少イメージできます。一見ゆるい流れでも、逆らえない圧倒的な力があるんですね。

昔、 川でサーフィン(カヌーで波に乗る事)を練習していた時、自分は必死に漕いでもなかなか波を捕まえられないのに、同じ所でコーチの日本代表クラスの人はニコニコしながら軽々と乗りこなして左右に移動したり回転したり…ってことがありました。

その時、彼は川の流れの物理的な法則に完全に従っているから自由に動けるんだと…逆説的だけれども「人間の意思を超えた法則に従うことによって自由になれる」ということは一般論としても言えるんじゃないだろうかと、思いました。

2010年12月11日土曜日

ビトゥイーン・ザ・シーツ

ビトゥイーン・ザ・シーツ
ホワイトラム 25ml、ブランデー 25ml、コアントロー 25ml、レモンジュース 10ml
シェイク

「世界一有名でセクシーなナイト・キャップ」と、バーテンダー vol.9「聖母のラム」の章に出て来るカクテル。手持のカクテルブックの説明にも「意味深な」とか「大人の恋愛に」という言葉が使われています。シーツの間(あいだ)ということから「ベッドに入りましょう」という意味になるんですね。

今日アマゾンから届いた箱の中に4冊。…ん?3冊しか注文した覚えはないのに、と思ったら、うち二冊が同じ本でした。たぶんカートに入れた3冊のうち1冊をその本の詳細ページからまず1クリック注文して、その直後にその本をカートから削除しないままカート内の本をまとめてこれも1クリック注文したんでしょう(ダブったのは国産ミステリ、伊藤計劃の「虐殺器官」)。。

で、余分な一冊をどうしよう?…と一瞬あせりましたが、すぐアマゾンは返品できるんだってことを思い出しました。以前にも一度ポールポッツのCDを数量を間違えて注文した事があったんです。その時と同様にアマゾンのサイトから返品手続きをして、今返送用の住所ラベルとバーコードを印刷したところです。

こういう手続きが無条件に簡単にできるっていうのがいい所ですね。アマゾンにかぎらずアメリカではLLビーンなんかも無条件での返品を保証してます(こちらの方は返品するはめになったことは無いけど)。…そうしょっちゅうあることじゃないけど、困った時にこういう対応をしてくれるとますますショップへの信頼感が高まります。

今日届いた他の2冊は、はじめて買うコミック「BARレモン・ハート」の1, 2巻です。長寿マンガで巻数も多いのでとりあえず試しに2冊買ってみたわけです。で、これを読んでいたら昨日使ったシェリーについて、カップル客の女性がこれを注文したら「今夜は一緒に寝てもいい」という意味だという、酒にも花言葉みたいなものがあるんだというエピソードが出て来ました。はは^^;)

となると、さしずめその次に注文するのはこのビトゥイーン・ザ・シーツかな。セクシー系といっても、これはスタンダード・カクテルらしく婉曲というか奥ゆかしい表現ですが、カクテルレシピを載せた英語のサイトを見ていると、身もふたもないというか直接的でお行儀の悪いネーミングが一杯あるもんですね。。そんなの注文できないって。

まぁそれはともかく、女性が隣にいようといまいと、酸味の効いたとてもおいしい一杯です。うーん僕好み。飲みやすいけど、30度くらいのアルコール度数にはなるので、何杯も飲んだりしたら、ベッドに入ったとたんに眠っちゃいます^^;)。

シェリー・カクテル

シェリー・カクテル
ドライ・シェリー 45ml、ドライ・ベルモット 1tsp、オレンジビターズ(またはキュラソー)1tsp
ステア ※ビターズのかわりにコアントローを使用しました

コスタ・デル・ソル、ピカドールとスペインにちなんだ名前が続いたので今日はスペインの名酒シェリーを使った一杯。…この前開封した TIO PEPE を早く飲んじゃわないといけないからだけど^^;)。ただ、醸造酒系はこれがあるんで夏はあまり使えないんだけど、この季節なら家中冷蔵庫状態なので安心ですね。

”The Ultimate Book Of Cocktails”に載っているレシピを見るとバンブーとほとんど同じじゃないかと思いますが、もっとオレンジのフレーバーが効いてすっきりしながら華やかな印象です。「洗練された食前酒」とあって、なるほどという感じです。…食前じゃないけど、つい3杯飲んでしまいました。。

めずらしくカットが入ったこのグラスは、28年前の結婚の記念にもらったワイングラス。ワイン用としてはボウル(お椀状の部分)が小さいのでずっと使っていなかったのですが、こういうカクテルにはなかなかいいですね。

昨日〜今日にかけて四国の道後温泉に旅行に行っていた妻が、お菓子に加えて、レモンとライムをおみやげに持って帰って来ました。10個くらいが袋詰めされた国産レモン、国産ライムです。レモンもこの辺のスーパーだと国産はなかったり、あっても高かったりするし、ライムに至っては国産なんて見た事がないんですが、四国では安くて思わず買ってしまったとのこと。これなら安心して皮も使えますね。

カクテル作っていると、レモンとライム、トニックウォーターとジンジャーエール、それにソーダ、さらに生クリーム…あたりは常に冷蔵庫に入っていてほしいんですが、家の冷蔵庫はそんなに大きくないので、酒関係だけでそんなにスペースをとるわけにもいかなくて。

専用の冷蔵庫があればとは思いますが、まだ電動ロクロを買わなくちゃいけないし、そんなところにまで手がまわりません^^;)。

2010年12月10日金曜日

ピカドール


ピカドール
テキーラ 30ml、カルーア 30ml
ステア

今日は朝からさかんに雷が鳴り…北陸では「雪おこし」と言います…いよいよ雪かなと思いましたが、霰(あられ)で地面が一時白くなったくらいで、いきなり積もることにはなりませんでした。

スキーは好きですが、寒い冬はやっぱり苦手な季節です。そこで昨日に続いて今日も、暖かそうなイメージのカクテルを、というわけで闘牛士の名前のついたピカドール。ひさしぶりのショート・ドリンクです^^;)。

闘牛といえばスペインですね、そのスペインの植民地だったメキシコの酒ということでテキーラがベースになっています。カルーアが半分入っているので口当たりは甘いのですが、アルコールは強め…なので、要注意。

2010年12月9日木曜日

コスタ・デル・ソル

コスタ・デル・ソル
ホワイトラム 45ml、スイートベルモット 22.5ml、シュガーシロップ 15ml、レモンジュース 10ml、ソーダ適量
ビルド ※ソーダ以外の材料をステアし、ソーダでフルアップ。レモンスライスを飾る。

英語で書くとCoast Of Sunでしょうか「太陽海岸」。スペイン南部の地中海に面したリゾート地の名前です。温暖な気候と白い壁の家並みが続く風景。

ここのところロング・ドリンクが続いていますね。今日のは、シェイクはしませんがラム・フィズのバリエーションと言えるでしょうか。少量のスイートベルモットによって少し複雑な味わいになって、おいしい一杯です。

ここのところ福井もいい天気で、日中は暑いくらい…先日タイヤを冬用に替えたところなので、ちょっと悔しい^^;)。まぁ喜ばしいことなんですけどね。

そのタイヤのうち一本のエアがやっぱり抜けて、ぺっちゃんこではないんだけど一晩でだいぶつぶれていたので、仕事帰りにタイヤ屋さんに寄って調べてもらいました。釘がささっていたということでパンク修理、1,575円。

財布の中身を全然確かめずに行ったおかげで、この支払の時に一瞬どっきり。1,700円くらいしか残ってなかったんですね、昨日買い物して手持が減っていたことを忘れてました。でもギリギリで支払ができて、これはこれで計ったようなピッタリ感があってうれしいです^^;)。

いい天気のせいか、ついロング・ドリンクが続きましたが、油断できないのが北陸の天気で、明日にも雪が降るかもしれません。まぁタイヤの準備はできたから、いつでも来いですが、こういう季節になると地中海に面した海岸は冬でも20度くらいということでうらやましいですね。

2010年12月7日火曜日

リーズン・トゥ・ビリーヴ


リーズン・トゥ・ビリーヴ
ドライジン 60ml、ベネディクティン 15ml、オレンジジュース 60ml
以上をシェイクして氷を詰めたコリンズグラスに注ぎ、マラスキーノ・チェリーを飾る

昨日はTVで「ノッティングヒルの恋人」をやっていて、ずーっと観ていたわけじゃないんだけどつけっぱなしにしておいたから挿入曲の「She」が聞こえて来てね…いいねぇ。

で、それとは別に関係ないんだけど、ロマンチックな曲が聞きたくなるのは季節柄でしょうか、今日は仕事から帰るなりジュークボックスになっているiBook G4からホイットニー・ヒューストンの「I Believe In You And Me」をかけました。

これも映画「The Preacher's Wife」の挿入曲です。ホイットニー自身がヒロインとして出演しているクリスマスの教会を舞台にしたストーリーで、邦題は「天使の贈り物」ですが原題の「牧師の妻」(ホイットニー)に惹かれる天使の役をデンゼル・ワシントンが演じています。ロマンチック・コメディーといったところでしょうか。ホイットニーの歌の良さもあって…特にこの「I Believe In You And Me」…好きな映画の一つです。

もしかしたらこの名前のカクテルがあるかもしれないと思って調べてみたら曲と同名のは見つけられなかったんだけど、believe という言葉が使われているこのレシピが見つかりました。「信じる理由」…思わせぶりですね^^;)、でもタイトルの情景をいろいろ想像するのもカクテルの楽しみのひとつです。何を信じるのかな。

チーティング・ドッグ(オリジナル)

チーティング・ドッグ(オリジナル)
ウォッカ 30ml、クレーム・ド・フランボワーズ 20ml、ミドリ 10ml、グレープフルーツジュース 適量
ビルド

グレープフルーツジュースをパイナップルジュースに替えれば、トム・クルーズの映画「カクテル」で有名になったといわれる「セックス・オン・ザ・ビーチ」…このエピソードがなければ外では少々頼みにくい名前ではあります^^;)。「オーガズム」や「ブロージョブ」と同様、若者の悪ふざけ系ネーミングですね。名前はともかく甘くて飲みやすいカクテルです。

セックス・オン・ザ・ビーチはクランベリー・ジュースを使うレシピが一般的かと思いますが、このカクテルのためだけに大きいボトルしかないクランベリージュースを買うわけにもいかないので、当バーでは使いません^^;;)。

ただ古いレシピではパイナップルではなくてオレンジジュースを使っていたらしいので、もともとスクリュードライバーのバリエーションのようなものだったんですね。今日はこれをグレープフルーツジュースに替えて(中にはグレープフルーツジュースを使ったセックス・オン・ザ・ビーチのレシピもあるとのこと)、ソルティードッグのバリエーションということで「浮気しているけしからん奴」というような意味のCheating Dogと言う名前にしてみました。

本当はセックス・オン・ザ・ビーチを作ろうと思ったんだけど、直前になって、あると思っていたパイナップルジュースが無いことに気がついて、あわててグレープフルーツに変えたというのが真相だったりします。

2010年12月6日月曜日

ミモザ

ミモザ
シャンパン(スパークリング・ワイン)1/2、オレンジジュース 1/2
ビルド

昨日開けたコノスルのスパークリング・ワインを片付けなくちゃいけないので、今日はミモザ。クリスマス・シーズンにもぴったりかな。オレンジジュースと半々に混ぜるだけなので家庭向き^^)です。

本当はこれに使うオレンジジュースもレモンやグレープフルーツのように果実を絞って作りたいんだけど、なぜか近所のスーパーにはいいオレンジがなくて…買いに行ったらしなびたようなのしかなかったのでフレッシュはあきらめて、サンキストのパック入り100%ジュースです。

お風呂からあがって、コノスルのボトルとジュースのパックを抱えて二階に上がって来たら、妻がDVDを観始めたところでした。「主人公は僕だった」。 …当人はすごく眠そうで、横になって何とかしばらく見ていましたが、耐えられなくなったのか起き上がって僕が作ったミモザを一口飲んで「飲みやすいよ」と一言。

そのままお風呂に入りに下へ降りて行ってしまったので、かわりに僕が飲みながら観ていたら、これがけっこう面白くって結局最後までみてしまいました。まぁ不条理系ですが「マルコビッチの穴」より明るくていいですね。なんだかんだ言ってもハッピーエンドは大好きです。

今日は本当に久しぶりにテニスに行って来ました。まだサーブは全開で打てないけど、ストロークは大丈夫。テニスが出来ないとジムなんかも行く気にならないんだよね。やっと運動復活です。

2010年12月4日土曜日

ホワイト・サテン(オリジナル)


ホワイト・サテン(オリジナル)
白ビール(ヴァイツェン) 1/2、シャンパン 1/2
ビルド
※今日はヴァイツェンに替えて「小麦のビール」、シャンパンに替えてチリ産コノスルのスパークリング・ワインを使いました。
※その後、同じ「ホワイト・サテン」という名のリキュールベースのカクテルを見つけました。


「ブラック・ベルベット」という黒ビールとシャンパンを使ったカクテルがあります。これは「バーテンダー」vol.2の「クリスマスの奇跡」の章に登場するので、季節的にもちょうどいいのですが、今日はそれをアレンジしたオリジナルです。

繊維産地の福井だけにベルベットに対抗してやはり布地で…なんですが、この名前はもちろん60〜70年代プログレッシブ・ロックを代表するバンド、ムーディー・ブルースの名曲 Nights In White Satin(サテンの夜)から。今聞くと拍子抜けするくらいシンプルですが、やはり美しい旋律が心地よく、こういうのって強いなぁと思います。

ホワイトということで、ほんとは銀河高原ビールのその名も「白ビール」を使いたかったんですが最近入手し難いので同じ会社の「小麦のビール」を使いました。これもヴァイツェンタイプのビールです。一般的なピルスナータイプに対してヴァイツェンタイプを総称して白ビールとも言うようですから、まぁいいでしょう^^)。

この「小麦のビール」は酵母が濾過されていないので白っぽく濁っているのとフルーティーな風味が特徴です。やはり銀河高原の「ペールエール」とともにとても好きなビールです。

イメージは以前からあったんだけど、実際に作ってみると、二つの酒を注ぐタイミングが難しいですね^^;)、同時に等量なんて…。ビールは同じ小麦のビールでもボトルタイプの方がビジュアル的にいいですね。あと、スパークリングについてはもう少し甘みがある方がイメージに近いかな。

もう少々研究の余地がありますが、白ビールのフルーティーさがワインで増幅されてけっこういける。ビールでもワインでもなくって面白いドリンクです。

ポロネーズ

ポロネーズ
ウォッカ 40ml、チェリー・ブランデー 20ml、レモンジュース 1tsp、シュガーシロップ 1tsp
シェイク

午前中は晴れていたのに昼ごろから急に大荒れ。やっぱり北陸の冬だなあという天気で、どうか今日帰宅するまでは雪になりませんようにと思ってしまいました。まだタイヤを冬用に替えてないんですよね。明日は替えなくちゃ。

タイヤ販売の会社に就職した女子がこれから冬の間は休みが無いと言っていました。たしかに雪道ではタイヤの性能がモロに出ますからね、冬がタイヤ屋さんの書き入れ時ってのは、なるほどです。

福井のドライバーは雪道に慣れているとはいえ、今年免許をとったばかりの学生達にとっては初めての雪になります。明日から学生は冬休みになりますが、事故がありませんように。

さて、今夜の一杯はポロネーズ。ラジオで知った今年生誕200年のショパンにちなんで…って、僕自身は全然ショパンの音楽について詳しくなくて、ポロネーズくらいしか関係のある言葉を思い出せなかったからですが^^;)。音大出身の妹ならいろいろ教えてくれるでしょう。

…第一印象は「梅酒?」という感じ。いつもよりちょっと大きめのシェイカーで2人分まとめて作って飲んでもらった妻の評価は「おいしい!なかなかいい。」でした^^)。

ショパン…「ショッパンといえば?」と高校時代の音楽の授業で先生が質問したことを思い出しました。「バター!」「ジャム!」誰も正解できなくて、先生はがっかりしたように「シューマイでしょう…」とおっしゃったこと。同時代(しかも同じ年生まれ)の作曲家ということでショパンといえばシューマンと言いたかったわけですね^^;)。

2010年12月2日木曜日

ニューヨーク お通夜のお手伝い

ニューヨーク
ライ・ウイスキー 45ml、ライムジュース 15ml、シュガーシロップ 1tsp、グレナディンシロップ 1/2tsp
シェイク

冷蔵庫に半分残っていたライムを使ってみました。ほとんどギムレットのウイスキー版です。ライムがウイスキーとこんなに合うって意外なほど…ウイスキーが45ml入っているのでけっこう強いのですが飲みやすくて、おいしいです。ライ・ウイスキーの華やかさがいいのかな。

ちょうど今つけていたTVから名探偵ポワロシリーズの「とてもアメリカ的なドライ・マティーニはいかが?」という女性のセリフが聞こえてきました。地名がついたマンハッタンやニューヨークはもっとアメリカ的ですね。

今日はお隣の家に不幸があって、仕事を早退けしてお通夜のお手伝いに行ってきました。お通夜や葬儀の受付のお手伝いは何回か経験していますが、要するにお金の管理。持って来ていただいた香典袋をすぐに開封して中身を確認して金額をチェック、という悲しみの場にはそぐわないようなドライな役割です。

もちろん必要なんですが、いつもちょっと心苦しさを感じますね。それにしてもこういう仕事をすると、豪華な香典袋っていうのはめんどうです。ゴミがふえるだけ^^;)

今年も年末の喪中ハガキが既に何通か届きました。こういう連絡も、葬儀に立ち会う事も自分が年をとるにつれて増えて来ます。まぁ当然です。今日の故人も僕の両親とほぼ同じ享年71歳でした。

人ごとじゃなくて、自分の時間を大切にしなければと思います。さて、ニューヨークに行けるのはいつかな?

ホット・ブランデー・トデイ 風邪ひいたかも

ホット・ブランデー・トデイ
ブランデー 45ml、角砂糖 1個、クローブ 数片、シナモンスティック 1本、熱湯適量
ビルド

トデイはToddyと綴って、ウイスキーやブランデーなどのスピリッツに砂糖とレモン、シナモン等とお湯を加えたもの。焼酎でよくやるお湯割りです。

今日の午後、車で1時間くらいのところにある高校へ出かけて体験授業をして来たんですが、夕方職場に帰ったころから喉の調子がおかしくて、だるさ加減とかが風邪のひき始めっていう感じなので、ホットドリンクにしてみました。この前ウイスキーでやったので、今日はブランデー。

…一応レシピでは45mlとなっていますが、目分量で適当に注いでいます。レモンスライスくらい作ればいいんだけど^^;)、それも今日はおっくうで、乾きもののスパイスだけ。

飲むと身体がカッと来て汗ばむような感じになるのがいいですね。

今朝はちょっぴり冷や汗もかきました。友人の追悼トレッキングのために来週ネパールへ旅立つ大学山岳会メンバーに持って行ってもらう、記念のプレートが焼き上がったんですが、イメージした上がりと違う。。

25年前酒井がガウリシャンカール南壁で遭難した直後の追悼登山隊のためにはブロンズでプレートを作りましたが(重い!と不評^^;)、今回は陶板にしようと思って、悩んだあげく金沢にちなんで九谷の磁土に思い出を染付けで素直に描くことにしました。

ところが買ったばかりの小型電気窯での還元焼成はサヤ鉢に木炭を入れて、という初めてのやり方(ガスでしかやったことがない)。土も釉薬も絵の具となる呉須(コバルト顔料)も買ったばかりで初めて使うもの。

何点も作る時間もないしエイヤッという感じで1点だけ本焼きしたわけです。…なんと贅沢なことですが、こういうことができるっていうのが小さい窯のいいところですね。

でもイメージと違うとはいっても…還元はかかったし、釉は融けたし、絵が下手なのはしょうがないし、今の僕にできる精一杯かな。明日参加メンバーに送って、持って行ってもらうことにします。


ガウリシャンカールと書いてありますが、背景の山は一緒に登ったハッチンダール・キッシュ。一緒に大岩壁のフリークライミングに熱中していた頃撮った彼の写真をモチーフにしました。

2010年12月1日水曜日

ファイナル・アプローチ

ファイナル・アプローチ
ドライジン 30ml、コアントロー 10ml、パルフェ・タムール 10ml、ライムジュース 10ml
シェイク

このカクテルは釧路全日空ホテルのオリジナル・カクテルと、間違いだらけの「カクテル・パーフェクトブック」に載っていました^^;)。だって、またレシピの間違いを見つけてしまったんだもの。シルビアの項に掲載されているのがトム・コリンズのレシピ…って、どういうこと?説明文では「グラン・マニエの熟成させた深みのある香りと…」なんて書いているのにレシピはオールド・トム・ジン…
ファイナル・アプローチについて念のためにネットで調べてみたらいくつかヒットして来たので、これに関しては間違いないようです。全日空ホテルなので航空用語が名前になっているのでしょうね。飛行機が滑走路に降りる寸前、最後の着陸態勢に入ることだそうです。

使うリキュールがパルフェ・タムール、英語では"Perfect Love"…完全な愛(このリキュールは使い方が難しいですね。ちょっと量を間違えるとくどくなって)…っていうところから考えると、意味は女性へのアプローチの最終段階ということでしょうか。。きれいな色と甘めの口当たりは女性向きかも知れません。ただし度数は30度くらいになってそこそこ強いので用心してください。

検索結果の中に同名のフライトシミュレータ専門店がありました。カクテル仲間の中には、趣味で自宅にフライトシミュレータのシステムを構築している人がいます。元音響関係のエンジニアなのでハード面はお手の物なんでしょうか、うらやましい^^;)

2010年11月30日火曜日

ピン・ポン・パン(オリジナル)

ピン・ポン・パン
ドライジン 30ml、スロージン 20ml、パルフェ・タムール 10ml、レモンジュース 10ml
以上をシェイクしてグレナディン・シロップ 1tspを入れたグラスに注ぐ

前から、帰宅時に見る夕焼け、燃えるような真っ赤な夕焼けじゃなくて、遠くて低い山並みの上に横たわる紅〜紫の静かなグラデーションのイメージを表現できないかなと思っていたんだけど…

昨日ブルームーンを作る時に、はじめパルフェ・タムールのつもりで間違ってスロージンを注いでしまって(これは作り直したわけですが)、間違ったことに気づいてあわててパルフェ・タムールを足して見た色合いがその夕焼けのイメージに近かったので、今日はそれにさらに手を加えてオリジナルとしてみました。

タイトルのピン・ポン・パンは幼児番組ではなくて、プッチーニのオペラ「トゥーランドット」に登場する3人の道化役の名前。このオペラはアリア「誰も寝てはならぬ」をポール・ポッツがオーディション番組で歌った事でも有名ですが、舞台が夜〜朝なので夕焼け、朝焼けを思わせる色合いのこのカクテルの名前の由来としてはいいんじゃないかな。

というかほんとは、スロージンとパルフェ・タムールのミックスにレモンジュースを少々加えた「ピン・ポン」というカクテルがあるのを見つけたので、レシピ的にもそのバリエーションということで。

色合いはいい線いったかなと思います。味は…おいしいんですがグレナディン・シロップも加えたせいか、ちとくどいかな^^;)。食後で、一杯限定ですね。

2010年11月28日日曜日

ブルームーン

ブルームーン
ドライジン 40ml、パルフェ・タムール 10ml、レモンジュース 10ml
シェイク

クリスマス礼拝に向けてのゴスペル練習日だったのに今日は検定試験で仕事。こりゃ今年は歌えないな。

クリスマスはイエスの誕生を祝う日で、別に恋人達の為のイベントじゃないんだけど、街を歩けばイルミネーションでロマンチックな雰囲気全開だし、聞こえて来るのはマライアの「恋人たちのクリスマス」だったりするんだな。

ブルームーンといえば昔「こちらブルームーン探偵社」というアメリカのTVドラマがあって、よく観ていました。調べてみると1985〜1989年にNHKで放送されていたとのこと。まさにバブル期ですね。

この時期かなあ、若い連中がクリスマスに六本木や赤坂のホテルに部屋をとって二人で過ごすなんていう変な風習ができたの。変って言えば時代が変だったんだね。こっちは仕事で金曜の夜に赤坂あたり歩いてるとディスコ(今でいうクラブね)の入り口に「ボディコンナイト」なんて表示されてて、ストリッパーや娼婦みたいな、はしたない^^;)服装の女性がぞろぞろ…なんてね。

でもその後マイクロミニとか胸を強調した服とか、昔はとんでもなかったけど今では普通になったファッションもあるし…ファッションにもエントロピーの法則みたいのがあるのかなぁ。でも女性のスタイルが良くなってるって事もあるのかな。

モーツァルト・ミルク

モーツァルト・ミルク
モーツァルト・チョコレート・リキュール 20ml、ミルクでフルアップ
ビルド/8オンス・タンブラー

ミルクでフルアップした後、よくステアして混ぜて飲みます。写真はステアする前。一口飲んだ妻の一言は「おいしい、女の人はこれきっと好き」…だそうです^^;)

チョコレート・リキュールをミルクで割っただけなので超手軽。今夜はDVDでナルニア国物語の「カスピアン王子の角笛」を一緒に観ていてこんな時間になってしまったので、てっとり早くできるこのカクテルにしてみました。もうすぐモーツァルトの命日だし。

ナルニア国物語第一章を劇場でやっていた頃、ゴスペルの練習に通っている(最近行けてませんが^^;;)教会の女性陣が「あのストーリーは聖書とぴったり一致している」と興奮気味に話していました。

それを思い出して今日はちょっと意識してみたんだけど、全然わからなかった。。聖書カンもだいぶ鈍ってるかも。

さて、今日も午後は仕事でしたが明日は朝から出勤です。

2010年11月27日土曜日

ダイキリ 冬だけど

ダイキリ
ホワイトラム 45ml、レモンジュース 20ml、シュガーシロップ 10ml
シェイク

冷蔵庫に先日ワード・エイトに使ったレモンが半分残っていたので、それを使って。

1900年にキューバのある鉱山近くのバーで生まれたという歴史のあるカクテルで、オリジナルレシピはラムにライムと砂糖を加えたもの。ダイキリはその鉱山に近い海岸の名前ということです。

1900年っていうと、僕の育ての親である祖母が生まれた年。19歳のピカソが初めてパリを訪れた年。そのパリではパリ万国博覧会が開かれて、華やかなムーラン・ルージュにはロートレックが(翌年亡くなるけど)… 世紀の変わり目で、ダイナミックな時代だったんだなあ。

でも我々もその100年後の世紀の変わり目を越えて来たんだね。…これから先の歴史書にはどんなふうに記述されるんだろうか。1900年もその時を生きている人間にとっては意外と淡々としたものだったのかも知れないね。

ついでに、金沢に住んでいた若い頃に観た「1900年」という映画のこともテーマのメロディーとともに思い出しました。 6時間の映画^^;)。

ふぅ。きりっと酸味が効いてとてもおいしい一杯です。

2010年11月25日木曜日

ホット・バタード・ラム 寒い時の定番

ホット・バタード・ラム
ダークラム 45ml、角砂糖1個、バター 10g、スパイス(シナモン、クローブ、ナツメグなど)適量、熱湯 適量
グラスに角砂糖を入れ少量のお湯で溶かしたところへラムを注ぎ、適量のお湯で満たす。バターを浮かべてスパイスを加える。

これも、寒くなったら飲みたいと思っていた一杯で、バターと一緒に浮かんでいるのはクローブです。角度の関係で見えませんが、バターの後ろにシナモンスティックも…手持のシナモンスティックが短くてマドラーのようにならず、横になって浮かんでます。

またレシピでは45mlとなっていますがダークラムが30mlしか残っていなかったので、今日は予定より小さいグラスで^^;)。。

冬のドリンクとして、特にクリスマスシーズンにはよく飲まれるカクテルということで、まぁ見るからに暖まりそうですね。クローブもいいけどもっとシナモンを効かせたほうがいいかな…シナモンはスティックよりパウダーのほうがいいかも。

コミック「バーテンダー」ではvol.14「招かれざる客」の章に出て来ます。ポピュラーなカクテルみたいなのに、なぜか手持の4冊のカクテルブックには載っていません(「バーテンダーズマニュアル」にはアリ)。

なお、日本のレシピにはどれも「バター」と書いてあるだけですが、アメリカに行った時に買って来た「The Ultimate Book of Cocktails」には「無塩バター」という指定がありました。これも試してみなくちゃ。

2010年11月24日水曜日

ブロンクス

ブロンクス
ドライジン 30ml、スイートベルモット 10ml、ドライベルモット 10ml、オレンジジュース 20ml
シェイク

12月25日まであと一ヶ月。朝からいきなり我々がいかに危険な国と隣り合わせているかということを再認識させられましたが…クリスマスソングを耳にすることも多くなったので、海外では代表的なクリスマスカクテルとしてよく飲まれているというブロンクスを作ってみました。

クリスマスといえばゴスペルのシーズンですが、今年は夏以降練習のスケジュールと仕事がバッティングして全然練習に参加できていないので、 今年のクリスマス礼拝に出られるかどうかは「?」です。今週末日曜日の練習も検定試験と重なって行けないし。…もうやめとけという神様の思し召しかな^^;)

ところで日本ではあまり聞かないような気がするこのブロンクス、古くは「1934年版 世界で最も有名なカクテル10選("The World's 10 Most Famous Cocktails in 1934")」でマティーニ、マンハッタンに次ぐ第3位にランクされたという由緒あるスタンダードカクテルです。

酒に見えないようにオレンジジュースを混ぜたとか、いいジンが手に入らなくなって質の悪い密造のジンをなんとか飲む為にジュースを混ぜたとか、禁酒法がらみのエピソードが手持のカクテルブックには載っていますが、

1947年8月17日付けNew York Timesの死亡記事に、ブロンクス(ニューヨークの地名ですね)のレストラン経営者だったJoseph S. Sormaniという人がこのカクテルを作ったという記述があるということです。

他にも禁酒法以前にマンハッタン・ホテルのバーテンダーだったJonnie Solonという人が同僚の勧めで作ったという説がWikipedia英語版に紹介されています。どちらもかなり具体的だけど、古いだけに特定するのは難しいのかもしれませんね。

レシピとしては、マティーニのバリエーションでドライベルモットとスイートベルモットを同量使ったパーフェクト・マティーニというカクテルがあって、それにオレンジジュースを加えた形になりますが、主役はジンとオレンジジュースで、ベルモットは付け足しという位置づけとのこと。

フルーティーな香りと甘さ控えめの古くて新しい一杯です。

2010年11月23日火曜日

ワード・エイト

ワード・エイト
ライ・ウイスキー 30ml、オレンジ・ジュース 15ml、レモン・ジュース 15ml、グレナディン・シロップ 1tsp
シェイク

このワードはword(言葉)ではなくてward(行政区)。

手持の「カクテル・パーフェクトブック」および「カクテル300」では「イギリスのボストン市が8つの市に分かれたときに記念して作られた」とありますが、その他の資料(たとえばここ…綴りがwordになってますが)ではアメリカのボストン市が8つの区に分かれていた時、Wikipedia日本語版では単にボストン市が8つの区になったのを記念して、とあります。

イギリスかアメリカかどっち?…ベースがライウイスキーまたはバーボンだからアメリカのような気がするし、それに「8つの区」ならワード・エイトじゃなくてエイト・ワーズになるんじゃないかな。

というわけで"Ward Eight"をWikipedia英語版他(たとえばここ)で調べてみたら、8つの区になったことを記念してなんて出て来なくて、

アメリカで1898年にボストンのMartin Lomasneyという人が上院に立候補した時、Locke-Oberというカフェに集まった支持者達がそれを記念してバーテンダーに作らせたカクテルで、氏が代表していた区にちなんで『第8区(ワード・エイト)』と名付けられた…ということのようです。で、面白いのはカクテルを捧げられたこの人が実は禁酒主義者で彼らの活動がその後の禁酒法制定に繋がって行ったという皮肉な事実。

まぁどれが本当かはわかりませんが、Lomasney氏のエピソードの方が話として面白いですね。それにたいへん歴史のあるカクテルだということがわかりました。

きれいなピンクで見るからに女性向きという感じですが、口当たりはフルーティでやさしいけれどしっかりした芯もある、大人の女性という印象の一杯です。

夜の女王(オリジナル)

夜の女王(オリジナル)
ブランデー 30ml、モーツァルト・チョコレート・クリーム 15ml、パルフェ・タムール 15ml
シェイク

月曜日の朝の通勤時間にカーラジオから聞こえるNHK-FMの「気ままにクラシック」が好きで、この日ばかりはもうちょっと渋滞してくれないかなという気持ちになります。車で10分で着いちゃうから。

この番組を通して、パーソナリティのソプラノ歌手、幸田浩子さんのファンになりました。信じられないような歌声ととぼけたトークのギャップが面白い^^;)

こういうにわかクラシックファンにとって信じられないと言えばモーツァルトのオペラ「魔笛」の夜の女王のアリアですね「復讐の心は地獄のように胸に燃え」。

しかもなぜか登場人物の中では脇役のパパゲーナの名前のカクテルがあるのに、主人公のタミーノやパミーナ、それに夜の女王という名前のカクテルは(…あるのかも知れないけど手持のカクテルブックには)ないんですね。。

そこでパパゲーナのレシピをアレンジして、ブランデーでちょっとアルコールを強化して、夜の女王と名付けてみました。性愛の女王でもあるということなので、パパゲーナの生クリームに替えて「愛のリキュール」パルフェ・タムールを加えてみます。

あ、けっこうおいしい^^)
でもって、けっこう強い^^;)

もうすぐ12月5日。モーツァルトの命日なんですね。
…最初投稿時、間違えて誕生日と書いてしまった^^;;)

2010年11月22日月曜日

アニバーサリー 二つの祭典

アニバーサリー
ドライジン 20ml、ブルーキュラソー 20ml、グレープフルーツジュース 20ml、レモンジュース 1tsp
シェイク

今日の夜はずっと楽しみにしていた福井の和太鼓チーム「O・TA・I・KO座 明神」の20周年記念コンサート「和響和心」に行って来ました。福井市中心部にあるフェニックスプラザの大ホール。収容は2,000人くらいかな、見渡した所満席のようでした。

担任しているクラスの女子がこのチームのメンバーで、今日出演するということでチケットを買っておいたわけですが、別に義理ではなく、夏に聴いた演奏が印象的で、また聴きたかったんです。夏は野外でけっこうステージから遠い所で観たので彼女の姿がよく見えなかったってのもありますけどね。

いや、凄かった。太鼓という楽器で飽きさせないパフォーマンスって、すごい練習を積んで来たんだろうなと、ふだんは今風の^^;)女の子そのものの彼女に心からリスペクトの拍手を送りたいと思います。

太鼓のパワーにやられたのか、なんだかふらつきながらの帰り道、太鼓って希望の響きだなと考えていました。現代音楽の打楽器はなんだか悲観的だったり破滅的な響きばかりなようで好きになれないんだけど。

こちらは行けなかったんだけど、もうひとつの祭典が東京、新宿の日本青年館大ホールでありました。「全日本学生応援団連盟 第60回記念祭」さまざまな大学の応援団が演舞を披露するイベントです。

学習院で今年応援団長をしている長男の最後の晴れ舞台なので観たかったんだけどね。まぁこの前学園祭に行って、短縮バージョンにはなったけど台風による悪天候の中での勇姿に感動させてもらったから。

さっき電話があって、パフォーマンスは成功したようです。 おめでとう。ほんとに、がんばったね。

ということで今日はアニバーサリー、今日の天気のようなきれいな水色です。ホワイトレディタイプに比べて、 グレープフルーツが入る分ふくらみのある味になってるかな…生徒とわが子、希望をくれた二人の若者へ感謝の一杯です。

2010年11月20日土曜日

ロブ・ロイ 今日は今年はじめての忘年会

ロブ・ロイ
スコッチウイスキー 45ml、スイートベルモット 15ml、アンゴスチュラ・ビターズ 1dash
ステアしてグラスに注ぎマラスキーノチェリーを沈める

19日の夜作ったカクテルだけど、ケーブルTVで宇宙戦艦ヤマト2の連続放送を見てたらそのまま眠ってしまったので、20日土曜日の朝に書いています。

ロブ・ロイはマンハッタンのスコッチ版ともいえるカクテルで、バーテンダー vol.5「命の水」の章に、主人公とベテランバーテンダーが酒にこめられた人々の思いを語り合う場面で登場します。

ここで語られているほどではないにせよ、自分でも酒にこめられた時間というものは感じますね、仕込まれて数年から数十年かかって手元に届くわけですから…20歳から飲み始めたとして数本でほぼ人生も終わりかなという時間。

ものにもよりますがウイスキーにせよブランデーにせよ数千円で買えるものにそれだけの時間が閉じ込められていると思うともったいないような、大事に飲まなきゃという気になります。

で、昨夜は大事な時間をTVなんか見て過ごしてしまったわけですが…ヤマトはいいの^^;)
楽しむために使ってこその時間だもの。

これから午後半日は仕事、その後夜は今年初めての忘年会という予定になっています。忘年会はカクテル仲間の集まりで、年も職業もバラバラです。さてと、仕事も忘年会も楽しむぞ。

2010年11月19日金曜日

クォーター・デック 出航

クォーター・デック
ホワイトラム 40ml、ドライ・シェリー 20ml、レモンジュース 1tsp
ステア

ラムはハバナ・クラブ、シェリーはティオ・ペペを使用しました。飲んでみて「香り高い」という印象の辛口な一杯です。

昨夜自分のアトリエで初めての本焼きが終了したわけですが、結果は予想とはだいぶ違うものでした。イメージより色が暗い…。しかもところどころ釉がはがれている、特に弁柄で絵付けした部分がひどい。

今回、土は信楽の並漉粘土(白)、釉は石灰透明3号釉だったのですが、まずこのチョイスが違っていたんでしょうね。思っていたより鉄分が多い。それから釉が厚過ぎ…溶けた釉の張力が強過ぎたんでしょう。

3年前に陶芸を再開して以来、土も釉も陶芸教室のものを使って焼成も教室スタッフにまかせていたわけで、以前は磁器しか作ってなかったから、土ものを自分で焼いたのはこれが初めてなんですね。土や釉の特性を何も知らない状態。

全く…ド素人ですね。お恥ずかしい。
でもまぁとにかく、ここからのスタートということです。


というわけで、記念すべきアトリエ第一作の酒器がこれ。…自分で使います^^;)

クォーター・デック、こんな気持ちを引き締めるような味わいです。意味も船の後甲板や高級船員…とか。アトリエの出航にはふさわしいかな。

2010年11月18日木曜日

雪国

雪国
ウォッカ 40ml、ホワイトキュラソー 10ml、ライムジュース 10ml
以上をシェイクして砂糖でスノースタイルにしたグラスに注ぎ、ミント・チェリーを沈める。

このブログのカクテルリストのページの「ヤ」の項に何もないので、手持のカクテルブックの一冊「カクテル・パーフェクトブック」を見てみたら、ヤ行のカクテルには和名が多いということに気がつきました。

そんな中から、もうじき北陸は雪の季節ということもあって今日は「雪国」、ウォッカベースでホワイトレディタイプのレシピです。これはおいしいに決まってますね。

ところがなんとこの「カクテル・パーフェクトブック」のレシピ記述が間違っていて、この雪国の所にホテル・オークラスタイルのジンフィズと同じレシピがそのまま掲載されています。ジンベースで、ミルク入り^^;)

これだけじゃなくて、「アラスカ」の説明文が「ドライ・ジンのキレのある風味と芳醇なウイスキーの風味が、ペルノの香りによってシャープな飲み口のカクテルになる」…って、アラスカのレシピはドライ・ジンとイエロー・シャルトリューズだけなんだけど。。

どうも次のページの同じ位置にある「アースクエーク」の説明文がまちがってアラスカの所に掲載されたようですね。ではアースクエークの所に今ある説明文は何なんだろう?

もとデザイナーとしてはついつい、きっとDTPの日程によっぽど余裕がなかったんだろうな、などと同情してしまうんですが…物事を判断するのに、ひとつの資料だけに頼ってはいけないという教訓かな。カクテルだけの話じゃないですね。