2010年5月30日日曜日

Island’s Trout Rodeo Is Victim of Spill..



Island’s Trout Rodeo Is Victim of Spill, and That’s Not the Least of It
2010年5月29日 New York Timesより

ロデオといえば一般には暴れ馬を乗りこなす競技のことで、カヤッカーにとっては川の流れを利用していろんな技を繰り出す競技、といったくらいしか知りませんでしたが、アクティブで荒々しいイメージからでしょうか、"Trout Rodeo" と、釣りの競技会の名前にもこの言葉が使われていました。

New York Timesのトップニュースはここのところずっとメキシコ湾の原油流出事故に関する報道です。「リグ」(石油掘削装置)「ディープウォーター ホライズン」(今回事故を起こした掘削施設名)「トップキル」(泥状の液体で噴出口を埋める作戦)…等、目新しい言葉を知りました。

すでに史上最悪の流出事故となり、メキシコ湾岸の自然環境、漁業等への影響が心配されていて、オバマ大統領もトッププライオリティの問題だと表明しています。この問題、日本の新聞にはほとんど出て来ませんから、英字新聞を読む意味はこういうところにもありますね。

1997年に日本海で起こったナホトカ号の沈没による原油流出事故では、わが福井県も海岸に漂着した油で大きな被害を受けました。その時の流出量が6,240kl。まだ積載量の大半を残したままの船体は深海2,500mにあるので回収できないそうです。

これに対してメキシコ湾の事故での流出量は1日1900〜3000klだそうで、事故が4月20日ですから、ものすごい量の油が既に流出していることになります。しかも、噴出し続ける1,500mの深海の油井を止める作業の困難さは容易に想像できます。

何かあったら制御しきれない、こういうものに他にも我々は依存しているんじゃないかと、怖くなります。

表題のTrout Rodeoは事故現場に近いGrand Isleの釣りイベント。写真は島を訪れた大統領の車列を眺める住民。島の位置はメキシコ湾北岸の、フロリダ半島とメキシコ半島にはさまれた真ん中あたり

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