2012年2月28日火曜日

「水割り」というカクテル

昨日届いたバーテンダー vol.21、なんとこれが最終巻でした。連載されている雑誌の方は読んでなくて単行本だけで読んできたから寝耳に水って感じでしたが、

僕が今の職についてからの年数とほぼ同じだけ続いて来たわけで、一作品の長さとしては充分なのかもしれないな。

孤独に傷つき行き場のない魂を救う「神のグラス」

最後の一杯は意外な事にスコッチの水割り。でも、そもそもvol.1の最初のエピソードも「水割りというカクテル」から始まったんでした。

長く続く作品はどれもそうですが、この作品のようにはじめから絵の完成度が高い作品も、この7年半の間には変化してます。樽で熟成されるウイスキーのように洗練されて来るんですね。

…自分の仕事は何年たっても洗練とはほど遠いなぁ。。

それはともかく、収斂していくエピソードとは別に、なるほどそうだなあと思わせてくれたのが「そもそもブレンデッド・ウイスキーとはそれだけで完璧なカクテル」という表現です。

モルト同士のヴァッティングにグレーンとのブレンディング、それにスコットランドの水が加えられたのがブレンデッド・ウイスキーですから。

ウイスキーって特に時間が溶け込んだ感じがするんですよね。

そこで今夜は手元にある中で一番古いバランタイン17年を水割りにしてみました。

これまではたいていストレート、たまにソーダ割りで飲んでいたんですが、水で割ってみるとあらためて香りや味の微妙なところがより良くわかるように思います。

スコットランドの酒と水に福井の水が加わったカクテルというわけです。

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